Audiolab Used Restore

フルレストアの記録 『JBL LE8T』の場合 その3

この商品は販売済みとなります。ご購入誠にありがとうございます。

 

2008年7月、『JBL LE8T』のご予約をいただきました。誠にありがとうございます。前回同様、JBLの新品パーツにてコーン紙アッセンブリーの交換を行います。 実はこちらのユニットは2年前に当店にてフルレストアの上で販売したものです。今回システムの入れ替えに伴い入荷いたしました。おそらく磁気回路の酸化などはほとんど無いと思います。とはいえ、今回あらためての販売ですので、いつもどおり、しっかりと作業を行います。ごゆっくりご覧ください。

 
 
『LE8T』 レストア作業

1.作業前です。コーン紙も中古ながらなかなか綺麗です。

2.背面です。後期モデルのためエンブレムが違いますが、磁気回路やフランジなどはまったく同一です。

3.コーン紙を外しました。やはり綺麗ですね。

4.ギャップ内もこのとおり。まだまだ大丈夫です。

5.左右共に酸化も無くよい状態を維持していました。ちょっと安心しました。

6.フランジと磁気回路を分離してオーバーホール作業を開始します。

7.フランジのと磁気回路の取り付けビスです。

8.ターミナルは若干くすんでいるようです。

9.まずはターミナルから。ビスは結構酸化が見られますね。電器が流れる部分だからでしょうか?

10.ということで、ビスは交換、その他の部品は念入りにクリーニングしました。

11.ラグもこのとおり。とはいってもちょっとハンダのヤニが残っていますが、これはなかなか落とせないのです。でも接点はきちんとクリーニングしましたので安心です。

12.フランジも作業完了です。もともとかなり綺麗でしたので部分部分だけ酸化除去作業を行っています。

13.磁気回路の作業前です。いったん前回の防錆剤を剥離し、オーバーホール後再度防錆剤を塗布します。


14.ということで、作業完了です。このとおり。綺麗になりました。

15.左右とも完了です。

16.フランジと組みなおしました。

17.ターミナルもこのとおり。

18.交換部品です。新品は白が鮮やかですね。

19.貼り替え作業が完了しました。センターキャップも新品で気持ちがいいです。

20.もちもん音の調整もしっかり行いました。完成です。

お付き合い誠にありがとうございます。2年前の作業がしっかり生きていることが確認できとても安心しました。末永く楽しんでいただけるとうれしいです。
ウレタンエッジは経年劣化が避けられませんが、10年たてば当店の防錆剤もそれなりに劣化することが予想されます。 エッジの交換のついでにオーバーホールしていただくのがちょうどよいサイクルなのかな、と思ったりします。また十年後会えるとうれしいですね。

 

この商品は販売済みとなります。ご購入誠にありがとうございます。

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