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ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》(全曲), ESOTERIC [ESSG-90229/30]

商品名
ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》(全曲), ESOTERIC [ESSG-90229/30]
カテゴリー
音源・書籍SACD(ハイブリッド)
販売価格
7,944円(税込・10%)
販売状況
残りわずか
定価
7,222+税
掲載日
2020/09/15
種別
新品
送料
送料は販売サイトにてお確かめください。
備考
型式 ESSG-90229/30
JANコード 4907034223466
コード 100307203

※店舗併売の為、売り切れの際はご容赦ください。

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極限の凝集力で一気呵成に聴かせる緊迫感溢れる《オランダ人》約30年ぶりのリマスターが日本で実現

 

LP時代になって克明に記録されるようになったバイロイト音楽祭のライヴ。ワーグナー自身が1876年に開設したバイロイト音楽祭は、その後の歴史を通じてワーグナー作品のオーセンティックかつ理想的な上演場所としての地位を確立し、毎夏の音楽祭には世界中から熱狂的なワグネリアンが集うメッカとなりました。その時代の最高の演奏家を集めての上演のようすをレコードとして記録する試みはすでに20世紀初頭のアコースティック時代から音楽祭に出演した歌手のピアノ伴奏によるアリアの録音として試みられ、電気録音の時代になると1927年の《パルジファル》を皮切りにかなり長めの抜粋録音さえ行われるようになりました。しかしバイロイト音楽祭での上演が全曲録音という形で実現するのは第2次大戦後、1951年に音楽祭が再開されてからのことで、ちょうど実用化されたばかりのLP というメディアによって長時間収録・再生が家庭で可能となった技術革新も追い風となりました。1950年代はデッカとEMIというイギリス資本のレコード会社が口火をつけ、1960年代に入るとオランダのフィリップスがそれに加わり、続々とバイロイトでのライヴ録音によるオペラの全曲盤が発売されるようになりました。

これだけの名盤にもかかわらず、この録音がCD化されたのは1992 年になってからのことで、今回はそれ以来初めての、ほぼ30年ぶりのニュー・リマスタリングとなります。

今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に調整されたESOTERICの最高級機材を投入、またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。

 

[収録曲]
リヒャルト・ワーグナー
歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲)
3幕のロマンティック・オペラ(この演奏では全曲を通して演奏する版が使われている)
台本:作曲者

DISC 1
序曲
- 第1幕 -
第1場
第1番 導入部
「ホヨヘ! ハロホ! ハロヨ! ホ!」[(水夫たち、ダーラント、舵手)
「間違いない、あらしは安全な港から」(ダーラント、舵手)
「遠い海から嵐とともに」(舵手)
第2場
第2番 レチタティーヴォとアリア 「期限は切れた~憧れの心もて海の淵に」(オランダ人のモノローグ)(オランダ人、オランダ船の水夫たち)
第3場
第3番 シェーナ、二重唱と合唱
「おーい! 舵手君!」(ダーラント、舵手、オランダ人)
「嵐と悪しき風に追われ」(オランダ人、ダーラント)
「南風だ! 南風だ!」(舵手、水夫たち、ダーラント、オランダ人)
「遠い海から嵐とともに」(水夫たち)
- 第2幕 -
第1場
導入部
第4番 リート、シェーナ、バラードと合唱
「ブーンブン、かわいい車よ」(糸紡ぎの合唱)(娘たち、マリー)
「ヨホホエ!~ 帆が血のように赤く帆柱の真っ黒な船に」(ゼンタのバラード)(ゼンタ、娘たち、マリー)
「ゼンタ! ゼンタ! 私を破滅させようとするのか?」(エリック、娘たち、マリー、ゼンタ)
第2場
第5番 二重唱
「ゼンタ、待って! ちょっとだけ話があるのだ!」(エリック、ゼンタ)
「私の心は死ぬまであなたのもの」(エリック、ゼンタ)

DISC 2
「彼が私を見おろすまなざしの」(ゼンタ、エリック)
「私は高い岩の上に夢みつつ身を横たえ」(エリック、ゼンタ)
第3場
第6番 フィナーレ
「娘よ、私が敷居のところに立っているのを見ながら・・・」(ダーラント、ゼンタ)
「娘よ、この見知らぬ方を歓迎しておくれ」(ダーラント)
「遠く忘れられた古い時代の中から話しかけるように」(オランダ人、ゼンタ)
「お父上の選択にご不満でしょうか?」(オランダ人、ゼンタ)
「ごめんなさいよ! 外にいる人たちはもう待っていられないんで」(ダーラント、ゼンタ、オランダ人)

- 第3幕 -
導入部(間奏曲)
第1場
第7番 合唱とアンサンブル
「舵手よ、見張りをやめよ!」(ノルウェーの水夫たち、娘たち)
「ヨホホエ! ヨホホエ! ホエ! ホエ!」(オランダ船の水夫たち、ノルウェーの水夫たち、舵手)
第2場
第8番 フィナーレ
「私は何を聞かなければならぬのか」(エリック、ゼンタ)
「忘れてしまったのだろうか」(エリックのカヴァティーネ)(エリック)
「ああ! もはや終わりだ! 救済は永遠に失われた!」(オランダ人、エリック、ゼンタ)
「あなたから私が遠ざけていた運命を知るがいい!」(オランダ人、エリック、ゼンタ、ダーラント、マリー、合唱、オランダ船の水夫たち)