第2期第1弾となる2作品中の1枚目は、フランス人指揮者のポール・パレーがデトロイト交響楽団と組んで、1959年に録音を行なったベルリオーズの「幻想交響曲」です。弊社刊「クラシック名録音106究極ガイド」において、著者の嶋護氏が幻想交響曲の中でもっとも優秀な録音と記した、あの「マーキュリー」盤がユニバーサルミュージックに現存する最良のコンディションのオリジナル・アナログ・マスターテープからのフラットトランスファーで蘇ります。
[収録曲]
エクトル・ベルリオーズ
Hector Berlioz (1803-1869)
幻想交響曲 作品14
Symphonie fantastique, Op. 14
1. 第1楽章: 夢、情熱 [11:40]
1. Rêveries. Passions(Largo – Allegro agitato ed appassionato assai)
2. 第2楽章: 舞踏会 [5:36]
2. Un bal (Valse: Allegro non troppo)
3. 第3楽章: 野の風景 [14:44]
3. Scène aux champs (Adagio)
4. 第4楽章: 断頭台への行進 [4:31]
4. Marche au supplice (Allegretto non troppo)
5. 第5楽章: 魔女の夜会の夢 [9:03]
5. Songe d’une nuit du Sabbat(Larghetto – Allegro – Ronde du Sabbat: Poco meno mosso)
デトロイト交響楽団Detroit Symphony Orchestra
指揮:ポール・パレーConducted by Paul Paray
録音:1959年11月28日 デトロイト、Cass Technical High School