2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せました。
今回、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルよりリリースされるコンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)より、ハイレベルな演奏が次々に披露された今大会の中でも特に聴衆に深い感銘を与え、第4位入賞という快挙を成し遂げた小林愛実の演奏が緊急リリース!
優勝者のブルース・リウ、第2位の反田恭平、アレクサンダー・ガジェヴ、第3位のマルティン・ガルシア・ガルシア、JJ・ジュン・リ・ブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、ハオ・ラオの「17歳トリオ」や、前回大会、前々回大会のファイナリストであるゲオルギス・オソーキンスやシモン・ネーリング、ニコライ・ホジャイノフなど、世界各国から優れたピアニストたちが見事なショパンを聴かせてくれた第18回大会の中で、一際存在感を放った小林愛実。
前回大会(第17回/2015年)のファイナリストでもあった小林愛実は、この数年間での飛躍的な成熟を第一次予選から本選の全てで披露し、ワルシャワの聴衆、動画配信を通じて世界中の視聴者を魅了してくれました。
ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホールで披露された小林愛実の第18回ショパン国際コンクールでの「ショパンの世界」が今、ここに蘇ります!
収録曲
《曲目》
ショパン:
[CD1]
1. 夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2
2. 練習曲第23番イ短調 Op.25-11 《木枯らし》
3. スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
4-7. 4つのマズルカ Op.30
8-31. 24の前奏曲 Op.28
[CD2]
1. 幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
2. バラード第2番ヘ長調 Op.38
3-4. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
5-7. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11*
《演奏》
小林愛実(ピアノ)
アンドレイ・ボレイコ(指揮)*
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*
使用ピアノ:スタインウェイ D, 611479
《録音》(ライヴ)
CD1 1-3:2021年10月7日(第一次予選)
CD1 4-31:10月16日(第三次予選)
CD2 1-4:10月12日(第ニ次予選)
CD2 5-7:10月20日(決勝)
ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール
(ワルシャワ、ポーランド)