Audiolab Used Restore

フルレストアの記録 『JBL N1200』の場合

この商品は販売済みとなります。ご購入誠にありがとうございました。

 

2008年8月、クロスオーバーネットワーク『JBL N1200』のご予約をいただきました。誠にありがとうございます。こちらの商品はびっくりするほど商品の状態が悪い固体です。本当にご購入いただくお客様にお見せするのは申し訳ないと思ってしまうほどですが、徹底的にレストアして、ご満足いただけたらと思います。

 
 
1N1200レストア作業

1.作業前の外観はこの通り。汚れ(埃)ももちろんあるのですが、すでに塗装が浮いてしまっています。

2.拡大するとこんな感じです。なかなか大変そうですね。

3.ところが動作はほとんど問題ありません。コンデンサや抵抗など異常は見られませんでした。

4.遠くてわかりにくいですが、ターミナルビスの酸化は重度です。

5.外してみてこの通り。ターミナルも緑青のようなものが。。。徹底的にクリーニングです。

6.というわけで、徹底的にクリーニングしました。この通りキラキラになりました。ターミナルやラグはメッキ処理が施してあるため削るわけにもいかず、なかなか骨の折れる仕事ですが、ここまで綺麗になれば満足です。

7.ターミナルビスもこの違いです。ここまでいくとおそらく音質に影響が出るでしょうね。

8.ビス交換の際に、ラグもターミナル同様丁寧にクリーニングしました。もちろん切替スイッチも接点クリーニング済みです。

9.外装もこの通り。途中の経過が抜けてしまい申し訳ございません。塗装をいったん全て剥離し、丁寧に素地調整した上で再塗装しました。

10.文字部分も新たに削りなおしましたので黒と銀のコントラストがとても綺麗に見えますね。

11.ビフォア・アフターです。もちろん汚れもありますが、これだけ違います。音には関係ないわけですが、やはり綺麗だと嬉しいですね。

12.裏側もこの通り。

13.後はリベットで止めるだけです。

14.最終チェックも行い、全ての動作が問題ないことを確認して作業完了です。

お付き合いありがとうございました。今回の『N1200』は非常にやりがいのあるネットワークでした。動作はもちろんの事ですが、外観は音質に影響のない部分ですとは言え、やはり綺麗であることに越したことはありません。 これならきっと新しいユーザー様にご満足いただけると思います。

 

この商品は販売済みとなります。ご購入誠にありがとうございました。

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