ウーハー レストア作業 |

1.作業前です。コーンの上に長年蓄積された埃がたまっています。
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2.ダンパー、コーン紙はまだまだ現役ですね。やはり外に露出していなかった分、衝撃などの影響はなかったのでしょう。
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3.磁気回路内部です。こちらも年代としては比較的綺麗な部類に入るようです。とくに海外スピーカーとしてはかなりよい状態です。
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4.フランジもなかなか綺麗ですね。エッジ部分の接着剤が緑色です。なかなかお目にかかりませんのでちょっとびっくりでした。
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5.油断していたらもう片方はこのとおり。かなりの酸化でした。丁寧に作業を行いましょう。
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6.磁気回路のマグネットとプレート間の隙間もかなりのものです。おそらく製造段階でこのくらいだったとは思いますが、念には念で補強することにします。 |

9.コーン紙です。綺麗に外すことができました。オーバーホール作業の最大の難関はここですから! |

10.比較的深めのコーン紙ですね。ここで表面積を稼ぎ、低域を確保しているのでしょうか? |

11.ボイスコイルの巻き幅も深めです。ダンパーも立ち上がっており、このタイプはとても作業が困難を極めます。無事剥離できてよかったです。 |

12.磁気回路の隙間に接着剤を流し込みました。YAMAHAの某スピーカーのウーハーはこのプレートとマグネットがずれて固着を引き起こすことがあります。念のための補強です。 |

13.このとおり。隙間は綺麗に埋めました。もう大丈夫です。 |

14.磁気回路のオーバーホール後の画像を撮影し損ねてしまいました。申し訳ございません。というわけで、すでにコーンも接着済みです。 |

15.動作調整も完了。ウーハーの全工程が完了です。 |

16.見た目ではいまひとつわかりませんが、懸念される箇所はすべて対処しています。当分ベストな状態を維持できるでしょう。 |