BASIC-05とCZ310ESを聴く
スピーカーを最良の状態で鳴らすスピーカースタンド[Basicシリーズ]の超小型スピーカー用スタンド Basic-05が誕生しました。
このスタンドを早速モニターしてみました。
Basic-05は1本3.5kgと軽く、それにより一般的に軽量な小型スピーカーを非常に良く鳴らします。
小型スピーカーのデメリットは全表面積が少ないため、測定上の能率が低く出やすいのですが、Basic-05はこれを補います。
スピーカーとスタンドの間にはBasic-Modern 6個を贅沢に使用し、バック工芸社の音を作り出しています。
モニターするスピーカーは話題のマイクロピュアー社の CZ310ESを使用します。
マイクロピュアー社の「ドライバーユニットとキャビネットを協力的に働かせるという発想は「スピーカーは楽器である」という考えを具現化したもので、バック工芸社の考え方ともよく似ています。


Basic-05+ CZ310ES 試聴
プレーヤーは NT4000Superb 、アンプは mystere IA11 プリメインアンプを使用しました。
しばらくの予備運転のあと試聴に入ります。
バック工芸社のスタンドの目的はスピーカーを鳴らす事です。バック工芸社のスタンドは鳴らない スピーカーをも鳴らしてしまうと言われていますが、良いスピーカーに巡り会った時には想像を絶する鳴り方をします。

良い音、良いスピーカーに共通する大事な要素は全周波数帯域に渡るエネルギーバランスです。
小音量時には雄大に、大音量時には繊細に、音量の大小に関わらず音楽の強弱を表現できるスピーカーが良いスピーカーです。
CZ310ESはCZ302ES同様大変良いスピーカーです。
一聴してCZ310ESはCZ302ESの深々と鳴る鳴り方に似ていますが、CZ310ESは箱の素材がMDFに良質の突き板構造のためか、現代的なサウンドにも聴こえます。
CZ302ESがアクースティック音楽に焦点をピタリと合わせていたのが、電子音楽をも射程に取り込んでしまった様です。
若い方にも高い評価を受けているのもうなずけます 。
CZ310ESは3.0kgと軽量なうえ、88.5dBの高能率のメリットが思う存分発揮されます。
これはマイクロピュアー・テクノロジーの驚くべき業です。(今回の試聴はモニターゴールド入りのオートグラフと切り替えてもそんなに違和感は感じない見事な鳴りっぷりです。)
バック工芸社 Basic-05 希望小売価格¥71,400-(税込、ペア)
マイクロピュア CZ310ES 希望小売価格¥175,350- (税込、ペア)
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